ブルーベリーの栄養と健康効果

本場アメリカでのブルーベリーの評価

アメリカで生まれ、アメリカで愛されてきたブルーベリーです。栄養価やブルーベリーの健康効果についてはアメリカでの評価を書いた方がいいかもしれません。


もちろん一番知られた効果と言えば「視力回復効果」でしょう。ブルーベリーの青い色素「アントシアニン」は、目の疲労をやわらげて、視力向上にも効果があると言われています。これは後で詳しく説明します。


また、最も高いとされる抗酸化機能についても注目されています。これはマサチューセッツ市のタフツ総合大学にある米国農水省の研究所で確認されています。


実際に40種の他の果物、野菜とブルーベリーを比較し、抗酸化作用に関してランクが高いことを発見しました。抗酸化作用は「フリ-ラジカル」と呼ばれ、ガンや老化に関する病気を引き起こすとされる代謝物の毒性を中和する機能を促進するのです。


老化関連ということでは、タフツ総合大学のもう一つの研究所でも、老化による精神能力低下をブルーベリーが緩和するということを発見しています。ラットでの研究ですが、人間に対しても大いに関りがあると思います。


他にも尿管感染症の抑制効果が挙げられます。これはニュージャージー州ルツガー総合大学の研究員による報告で、ブルーベリーの複合物が尿管の正常化を促進して感染症のリスクを低減させる作用があることを特定したのです。


他にもコレステロールの生成を抑制する効果についてもカリフォルニア大学デイビス校から報告されています。


エラグ酸と葉酸はガンにかかることを抑える役割をします。特に葉酸は子宮ガン抑制に効果的で、妊娠中の胎児にも良い環境を与えるそうです。まったく驚くべき効能がブルーベリーには備わっているのです。