ブルーベリーの栄養と健康効果

ブルーベリーの有名な効能

ブルーベリーに根強い人気があるのは、やはり視力回復機能であるアントシニアンが含まれているからでしょう。ブルーベリーの青い色素がアントシアニンです。目の疲労を程よくやわらげ、視力向上にも効果があるとされて世界中で広く利用されています。


女性にとっては、目の疲れもさることながら、目のクマ解消にも魅力があるでしょう。目の疲れを感じている時は同時に目のクマも出やすくなります。目のクマはメイクでもなかなか隠しにくいので、普段からブルーベリーのサプリメントを飲んだりしているわけです。


視力という点では、実際に英国空軍の爆撃機パイロットは、ヒルベリー（アメリカ産ブルーベリーの近い親戚にあたる）を食べて視力を高めていたそうです。こうした実際の体験を科学者が裏づけして視力回復や疲れ目に対する効果が確認できました。


アントシアニンはフラボノイドの一種で、抗酸化物質としても知られている成分です。アントシアニンは色素合成（網膜の光の刺激を神経信号に変換する）を補助する作用があります。ただしその効果は、即効性はあるのですが、効果の持続時間が24時間程度と短いのです。


そこで、ブルーベリーは１日に生なら25粒ほど摂取しなければなりません。より効率のいいサプリメントが登場したのはそうした背景があったからでしょう。


ちなみにアントシアノシドは、子供の下痢の治療にも利用されています。感染に結びつく可能性のある細菌感染の予防に役立ちます。